好きなら脱がせて。

キャストインタビュー

CAST

[貴音]浦 和希さん 
[晃佑]小松昌平さん 

(以下敬称略) 

CD1キャストインタビュー写真1

▲ 左から:小松昌平さん、浦 和希さん

――収録を終えてのご感想をお願いします。

貴音役・浦 和希)

すごく面白い作品で、素直に自分の気持ちを出して演じられる作品でした。貴音くんが本当に可愛い子なので、「いかにどう可愛く演じるか」が僕の中のミッションでした。一生懸命頑張れたんじゃないかなって勝手に思っています。

晃佑役・小松昌平)

本当に楽しい一日だったな。浦くんと二人でドラマCDをメインで演じるのは初めてだったので、浦くんがどういう感じでくるか楽しみだったんです。いい意味で、家で台本を読んでいた時のイメージとはまた違う貴音でした。もうしっかり男なんです。どこか強さも感じられるような貴音が、フワッと弱いところや可愛いところを見せたりする。その表情が僕自身もすごく気になって、惹きつけられる貴音でした。本当に浦くんに引っ張ってもらった現場でした。

浦)

いやいやいや、やめてください! そっくりそのままお返しします!

小松)

二人でやれて楽しかったですね(笑)。

――演じられたキャラクターのご感想をお願いします。

浦)

本当に等身大の高校生で、すごくみずみずしいキャラクターだと思いました。気持ちが強いからこそ、ささいなことで勘違いが進んで、声をかけてもさらに違う方向へ走ってしまう。10代特有の青さがすごく可愛いなって。晃佑を好きだという気持ちが本当に真っすぐで、ところどころ出てくるちょっと切ないセリフは自分で演じていても苦しく思いました。その一言を出すために色々考えたんだろうなって。僕の高校生の時はどうだったんだろう?と思わず考えてしまうくらい。…僕は彼ほど頭よくなかったな(笑)。貴音は生徒会で色々やっていて、カッコいいなと思います。

小松)

自分が晃佑を演じるにあたって、どう転ぶかわからない思春期特有の揺らぎと、それから生まれる魅力が、表現できたらいいなと思いながら演じさせていただきました。最初に読ませていただいた時、結構クールな子だと思ってたら、幼い晃佑は活発な姿で描かれていて。元々は明るい子なんだ、じゃあなんで今クールなんだろう?と考えたら、貴音が大きな人生の転機になったんだろうなと。中学生、高校生の頃って、ちょっとしたきっかけで本当に変化がある時期だと思うので、今回貴音とすごくいい関係になったことで、元々男女問わず人を惹きつける魅力のある晃佑が、これからもっと魅力ある人間に成長するんじゃないかな。大人になった晃佑が楽しみです。なんか親目線みたいな話に(笑)。

――お気に入りのシーンや聴き所を教えてください。

浦)

あえてメインの二人以外の部分を言うとしたらですが、会長や晃佑の周りの女子たちの雰囲気が面白かったので、メイン以外のところもちゃんと聴いてもらえたら嬉しいなって思います。

小松)

僕的には会長がお気に入り(笑)。会長と貴音の「着てよ」「絶対嫌です」と冷たくて全く気持ちがないやりとりがすごくよかったです(笑)。でも晃佑にとっては、そのやりとりを知らないから会長とのことが刺さるんだろうなって。実際の貴音の感情がちゃんと全部伝わればそんなわけないってわかるのに、晃佑には伝わらずこじれてしまうのが面白いですね。特にすれ違いのシーンとか、貴音の思いが溢れ出て晃佑の方を見ているのに、晃佑には全然伝わっていないのがもどかしくて。皆さんもぜひもどかしいなと思いながら聴いてくれたら嬉しいです。最終的にはカタルシスがあるので、そこに至る部分をぜひ聴いてほしいですね。

――貴音は女装して晃佑に抱かれる妄想をしていましたが、『最近した妄想』を教えてください。

浦)

誰と話したかは忘れたんですけど、みんなで宝くじの当選金…例えば8億当たったら何に使うかって話をしてたんですけど、意外とお金で解決できる事ってそこまで叶えたい事でもないなという話になり、僕も悩んだんですけど、未だに正解出ずに…難しいなって思います(笑)。

小松)

僕は自分で台本を書いた舞台をプロデュースすることがあるんですが、結構見る夢があって、夢の中で完成した台本が急にあるっていう…しかも「めっちゃおもろいのできた。うわーっ」て言ったら目が覚めて。「やばい、メモしよう」となるんですが、全部忘れてるんですよ、夢から覚めると。台本書いている時とかは、台本が勝手に完成してくれないかなっていう妄想ですね。

浦)

面白いですね、作り手ゆえですね。声優だけだとそういう夢は見なくて、僕は台本も何も知らないアフレコが急に始まる夢とか。

小松)

それはなぜか声優ならみんな見る夢だよね。俺も見たことある。

浦)

急にアフレコが始まってて、でもこの台本一回も見たことない。次何喋るかもわからないし、自分の役が誰かもわからないし。…職業病ですね、これは(笑)。

――最後にドラマCDの発売を楽しみに待っているファンのみなさんにメッセージをお願いいたします。

浦)

今回のドラマCD、すごくいいものに仕上がっているのを録り終えた瞬間から感じているので、余すことなく楽しんでもらえたら嬉しいです。晃佑と貴音との心の距離がずっと揺らいで揺らいで、というところを小松さんと一緒に演じられたことがすごく楽しくて、リアルな感じになったんじゃないかな。このライブ感というか、ナマ感をぜひ受け取ってほしいです。

小松)

本当に楽しい現場で、いい空気感で作れた作品なんじゃないかな。ファンの方が期待してくださっていると思うので、みなさんの想像する貴音や晃佑を僕らが表現できていたらまずは嬉しいです。二人の関係性、若さゆえの不安定さだったり、実直さだったり、むき出しの生身の二人がぶつかり合うところを僕も心を動かされながらお芝居をさせていただきましたので、きっとみなさんにも届くと思っております。ぜひともドラマCDを楽しみにしていただければと思います。

CD1キャストインタビュー写真2

▲ 左から:小松昌平さん、浦 和希さん

キャストの浦さん、小松さん、ありがとうございました。「好きなら脱がせて。」は、2026年3月10日にドラマCD発売&音声配信開始です! どうぞお楽しみに♪

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